V20における、暗号資産規制について
こんばんは、CMWZです。
6/28~6/29にG20と同時に、V20が開催されました。
V20の目的は、世界基準の暗号資産監督法ガイドラインに対応する為、世界の
暗号資産関連業界代表者が、FATF関係者や国内業界代表団体と共に、ビジネスと
技術両面で実行可能、かつ規制の目的にも叶うソリューションについて議論する
ことです。
※COINPOSTにおける、V20概要記事はこちら
これに先立ち、6/21にFATFが、暗号資産の監督法を明確化する為のガイドラインを
発表しました。
※過去記事リンクはこちら
wr3hi2rap8ospiz.hatenablog.com
V20における議論内容ですが、
現時点では明確な規制内容はなく、消費者保護やマネーロンダリングの観点から
規制は必要であるとし、特に先日発表された『Libra』については、グローバル
金融システムにどのような影響を及ぼし得るか、引き続き注視する必要性があるが、
技術革新を推進したいとしています。
今回のV20では、明確な規制の決定はなく、方向性を示したといったところですが、
国際協力を目的とする新組織を設立するとのことで、公約は下記の通りです。
・仮想通貨サービスプロバイダ(VASP)発展のため、政府や規制機関と連携するよう
協力体制を整える
・幅広い情報交換で業界をサポートできるよう最善を尽くす
・方針やルールを作り、推進する
・仮想通貨業界やその経済的価値に対する意識を高める
・世界的な基準となるコンプライアンスを促進する
今後は明確な規制が定められ、それに則っていくことになるでしょう。
暗号資産を有効に活用する為には、ある程度のルールは必要だと思います。
ビットコイン価格150万円到達から大きく下落、調整局面となり、今週は
再上昇中ですが、続報によっては価格に影響するので、要注意と考えています。